*---- 施設長のひとこと ---------------------- もくじ -- home * back * --------------*

 

         
 
 
   

H26.01.18

  「まだまだです!」〜第三者評価結果報告〜  

 駒場苑では「福祉サービス第三者評価」を毎年受審しております。
この制度は、一定の資格を持つ外部の評価機関に駒場苑の組織とサービスをチェックして頂き、それをホームページ上に公開し都民の皆様へ知って頂くというものです。
その目的はサービスの向上と評価結果を公表することで利用者様が施設を選ぶ基準になる。ということです。

 後者についてはさておきサービス向上という点では 「私達は一生懸命やるべきことをしている。」とみな思っています。しかし、それが本当に利用者様の喜び、ご家族の安心、職員のやり甲斐につながっているかというと甚だ疑わしい点が有るのも事実です。
  そこで出てくるのは 「今行っていることは適正なのか?私達のサービスは他施設に比べてどのレベルなのか?」といった疑問です。  
 
  第三者評価は @職員アンケート A利用者アンケート(ヒアリング) Bご家族アンケート C評価者による訪問調査(書類確認と職員ヒアリング)で構成されており、それぞれのアンケートやヒアリングは無記名ですので誰がどう答えたかは施設長にも知らされません。  
  先日結果報告書が届き、恐る恐る中を見てみました。一つ一つをここで紹介するのは紙面の関係上不可能ですが、全体の講評を以下の通りご報告致します。

【特に良いと思う点】
@ 施設の目標に向かい管理者と一般職員が一体となっての改革 目標に沿って一丸となっていることが職員、家族アンケートから読み取れる。
A 家族と連携して利用者支援に取り組む姿勢 ケアプラン、フロア懇談会、ランチパーティ等家族と連携して支援にあたっている。
B 地域との関係性を深めていくための取り組み 介護セミナーに開催、総合ケアセンター内の交流、ボランティアコーディネーターの配置、実習生の受け入れなどに積極的である。

【さらなる改善が望まれる点】
@ 中長期計画の立案と活用に向けた取り組みの推進 3年後、5年後の駒場苑の姿を明確化することを期待する。
A 利用者ごとの個別支援のさらなる充実 「やりたい事をやる日」等、個別支援をより深化させることを期待する。
B 業務改善、業務効率化のさらなる進展 ソフトの導入、職員体制等が整ってきたのでそれらを活かし更に進展する事を期待する。

 良さを伸ばし課題を克服し、サービスの向上につなげていきます。

もどる

   
     
         

         
 
 
   

H26.01.06

   「夢を一緒に」〜仲間募集〜  

 総合ケアセンター駒場苑では、来年度の職員を募集しております。これは欠員ではなく増員としての募集です。

○特養では昨年からスタートした有期契約化と計画採用制度に基づき、介護士21名定員に対して主任をフリーにしたことで22名とし、更にフロア介助員を採用し介護レベルを向上させています。現段階で上記の人数の確保は出来ておりますが、更なるサービス向上と今後退職者が出た場合に備えての増員を計画しております。

○グループホームでは、法人として新規事業として「都市型軽費老人ホーム」の区の公募に名乗りを上げる予定です。もし受託が決まれば平成27年度にオープン予定であり、その管理者に現グループホーム長が内定しています。その為ホーム長が26年度からシフトに入ることができなくなることが予想されるための募集です。

○デイサービスでは、現在1日平均約25名のご利用者さまが来てくださっておりますが、来年度以降26〜27名の受け入れを予定しております。 おいで下さる方が増えても安定したサービスが提供出来る様に、デイサービスのフロア拡張、設備の改修計画、送迎や入浴、レクリエーション等の見直し等をしております。以上を実現していく為に介護士の増員を計画しております。  

 それぞれの事業体毎に業務内容や勤務形態は違いますが、愛隣会の理念である「隣人愛」の実現を目指し、利用者様の幸せの為に尽くしていく姿勢は同じです。  
 この紙面でも何度かお伝えしているように、3K(きつい、汚い、給料安い)から3Y(やりがいがある、夢がある、喜ばれる)介護を目指して取り組んでおります。  最初は有期契約で月給20万円+賞与(経験者は加算有り)ですが、頑張り次第で正職員に採用も可能です。  
 

 是非、介護を通して利用者様に笑顔を。そういう夢を一緒に叶えてみませんか。  
 興味が有る方はご連絡をお願いします。

もどる

   
     
         

         
 
 
   

H26.01.01

  「あけましておめでとうございます」〜お正月は閏心で〜

 新年あけましておめでとうございます。

 お正月とは「月を正す」という意味があります。昔の暦は陰暦で28日周期でしたので必ず一年が365日にはなりませんでした。ですので、閏月という月を設けて調整をしていました。そうしてずれてしまった月を正し、新しい年の始まりを揃える事が必要でした。これがお正月です。

 元旦も同じで、ずれてしまっている日を「元の一日に戻し」年の始の基準日にする。これが元旦です。
  今は太陽暦で一年が365日ですが、やはり4年に1日ずれてしまうため「閏年」で2月29日が有りますね。

 私達の生活を振り返ってみると、仕事で忙しかった、体調が良くない、誰かと諍いを起こしてしまった等多分にずれているのではないでしょうか。(私だけでしょうか?)
  ですから、昨年を振り返り、心を正して新年を迎える。「閏心」が必要なのではないでしょうか。それが本当の正月の意味だと思います。

 私の閏心は、昨年は施設長就任一年目で、何も知らないことをいい事に好き勝手やらせて頂き、特に職員には大変迷惑を掛けた一年でした。
  今年はその経験を活かし、よく理解した上で好き勝手やらせていただこうと思いますので楽しみにして下さい。(笑)

  駒場苑はここ数年の改革をもう一度見直し、介護の充実にプラスして生活レベルの向上を目指していきたいと思っております。これは「閏サービス」とでも言うのでしょうか?  

 職員一同、利用者様の幸せと、ご家族、地域の皆様の安心のために心を尽くしてまいりたいと思っております。今年もご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

 

もどる

   
     
         

         
 
 
   

H25.12.24

  「忘年会」〜和の意味〜

 先日駒場苑グループ(特養、デイサービス、グループホーム、ケアプランセンター)合同の忘年会を行いました。
当日夜勤職員等も居り、全員という訳にはいきませんが、約30名で大いに盛り上がりました。  

 そう言えば忘年会って何故飲み食いしながらやるか知ってますか?

  私たちは福祉、介護の専門家集団です。介護、看護、栄養、事務、送迎等どれを取っても私には手も足も出ません。
しかし彼らがみんなバラバラに動いては専門家がそこに居るだけになります。
そうではなく、彼らが意識と技術を一つにすることで専門家集団、つまりチームとなります。
その時に、絶対必要なのが明確な目的と仲間への信頼です。
目的の明確化はマネージメントの基本であり、私の仕事ですが、仲間への信頼や尊敬は人間性とも連動するので仕事の中だけでは育めない面もあります。

 禾(のぎへん)は菜の物、つまり食べ物を意味します。口(くち)は食べる行為を意味します。
「和」(わ、なごやか)とは皆で食事をするとその場は和やかになる。と言う意味です。
因みに平等に食べ物が行き渡る、皆が和やかでいられる事を平和と言います。
ですから皆で一緒に食事をしながらワイワイやることに意味があるんですよ。
  決して私がお酒を飲みたいから!ということではありません(笑)  

 今回の忘年会はS主任が各テーブルを廻り 文字通り体を張って皆を盛り上げてくれました。帰りはSリーダーが無事に家まで送り届け、翌日缶コーヒーをおごってもらったとか?

  駒場苑の忘年会は間違いなく和やかで平和な一時でした。この雰囲気を来年も継続できるように皆が心をひとつにした、本当の意味の忘年会でした。

もどる

   
     
         

         
 
 
   

H25.12.17

  「納豆ご飯」 〜家が一番!〜

 私は家が大好きです。早く帰って家族で食事をしたり、話をしたり、テレビを見たり!
  でも、仕事仲間、以前のPTA仲間、その他バカな奴らが誘ってくれちゃいます(笑)なので毎月15〜20日は飲んで帰る事になり、結局一緒に過ごす時間は少なくなります。(泣)

 さて、久しぶりに週末家族で食事をしていると、家内が美味しそうに納豆ご飯を食べています。私は、おかずをつまみに焼酎を飲み、その何気ない光景を「おいしそぉ〜」と見ていました。
  翌日の夜、家に帰るとそこには私用の「納豆ご飯」が用意されていました。相当食べたいオーラを出していた様で、私の声無き声が届いていました。結構感動です。 家内曰く「安い物ならいつでも用意してあげるわよ」嬉しいやら悲しいやら。

  寿司、天ぷら、焼肉、ウナギ等を食べる機会は有ります(たま〜にですよ!) 日本人にとって納豆ご飯なんて日常の何でもない食事です。でも外食が続くとそこに戻りたくなります。
  どんなに立派な設備が有っても、どんなに高度な技術があっても、そこに「日常性」が無ければホテルと一緒でかえって疲れてしまいます。

 「家が一番ホッと出来る」よく聞く言葉ですが、駒場苑はそんな場を目指していきます。又利用者やご家族の声無き声を聞き取り形にしていける。職員はそんな家族のような存在になりたいと思っています

  

もどる

   
     
         

         
 
 
   

H25.12.09

   「たまには寿司でも」〜行かれない?行かせない?〜

 皆さんは年に何回くらい外食をしますか?
  我が家では毎月子供達を置いて家内と二人でデートをして美味しいものを食べに行きます。 先月は鎌倉に紅葉を見に行き、ローストビーフとビーフシチューを食べて来ました。

 そんな事はさて置き、年を取られて一人で外へ行かれない、一人で上手に食べられない、一人でトイレに行かれない!だから家に閉じ籠らなければならないなら、年を取ることは苦痛であり不幸以外何物でもありません。
  そうではなく年を取ること、長生きすることは幸せであり素晴らしいことなんだと皆が思える様になるべきです。
  我々はその為にこの仕事を選び、「寄り添う」と決めたんです。だから元気な時と同じ生活が出来るように環境を整え、ほんのチョットお手伝いをさせていただいています。

  という訳で12/5に3名の利用者と外食してきました。
  三軒茶屋のキャロットタワーに行き、ショッピングや展望台で景色を楽しみ、地下の回転寿司に行きました。チャンピオンは13皿です(笑)

 何の事はない当たり前の楽しいひととき。でも高齢者、特養というカテゴリーに当てはめられると「凄い事」=「特別な事」に変化します。
  年をとって「出来なくなった」のではなく、周りが「させなくなった」んだと思います 駒場苑では、そんな当たり前の生活を当たり前に過ごしていただきます。

  いつか、こんな当たり前の事を書く事自体がおかしいと思われる介護業界になって欲しい、その為に先ず駒場苑が変わろうと心に決めました。
  一気に全ては出来ませんが、少しずつ、出来る事から一歩ずつ!  

 

  

もどる

   
     
         

前のページヘ     次のページへ

 


home * page_top * back *
************************************************