*---- 施設長のひとこと ---------------------- もくじ -- home * back * --------------*

         
 
 
   

H25.12.03 

  「開所記念並びにボランティア感謝会」〜手作りの会で心ひとつに〜  

 11/28(木)の午後、駒場苑の創立24周年開所記念式典を挙行致しました。今までは10.20年の節目に行ってきましたが、人の誕生日を毎年お祝いするように、駒場苑の誕生日も毎年お祝いしましょう。ということで行いました。  
  又、この24年間を振り返ると、多くの職員を始めご家族、地域、ボランティアの皆様に支えられてきた訳で、その感謝会も一緒に行わせて頂き、ボランティア16名、職員11名、利用者様8名、総勢35名の出席を頂きました。  

 堅苦しい式典ではつまらないので、職員の手作りで温かみのある会にしようと考え、開所記念式ではF事務員(在籍20年オーバー)の想い出とS特養主任の将来への抱負を語って頂きました。因みにF事務員は緊張して喋れないと言いながら5分以上思い出を語ってくださいました(笑)  

 感謝会ではグループホームのYホーム長(11/24日に紹介した初代会長です)の司会、Tボランティア・コーディネーターからボランティアさんの紹介、デイサービスN相談員の感謝の言葉に続き、ご利用者を代表して97歳のT様にご挨拶を頂きました。T様のご挨拶の素晴らしさで私達の挨拶が全て前座に変わってしまいました(泣)  

 式典後はお茶とお菓子を召し上がって頂きながら、ボランティアの皆様、利用者様、職員がそれぞれテーブルを囲み、懇談のひと時を持ちました。  ボランティアの皆様同士がお会いすることがなかったので良い交流にもなったようです。  

 来年は創立25周年の記念の年になります。出来ればボランティアの皆様に感謝状をお渡しできたら…と考えているところです。  
  笑顔あふれる会が開催でき、参加者に喜んで頂けたことが何よりですが、この会を通して多くの方が繋がり、想いを新たにし、駒場苑がひとつになれたように思いました。

   

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H25.11.30

  「家族会設立第一歩」〜サロンのような家族会〜  

 目黒区内には6つの特養がありますが、そのうち3箇所が区立、3箇所が社会福祉法人立です。  
  社会福祉法人立の特養には「家族会」があり、施設をサポートしてくれているようですが、駒場苑には今までそれがありませんでした。  
  以前に目黒区の家族連絡会に行き、他施設の取り組みを伺う機会があり(2/27のひとこと参照)駒場苑でも是非家族会を作って一緒に活動したいと思っておりました。  
 
10月にご家族に呼びかけ、11/29日の夕方に「第一回家族会準備委員会」を行いました。駒場苑からは私と特養主任、相談員の3名。ご家族は5階と3階のご家族様2名が出席下さいました。  
  堅苦しい話合いは抜きにして、皆で今の駒場苑の現状や家族として関わりたいこと、関わってほしいことなどをザックバランに言い合い、「行事は母と一緒に楽しみたいけど準備や片付けは手伝えますよ」「新しく入られたご家族に家族の視点でアドバイスしてあげられたらいい。」「個人的には言いづらい事でも家族会を通して職員に伝えて欲しい」などの意見が沢山出ました。  

 利用者様の事を一番思っているのは間違いなくご家族です。そのご家族の思いを受け止めた介護を行いたい。その為には意見を言いやすい環境を作り気軽に意見のキャッチボールをしていきたいと思っています。  

 最初から大きなことを目指すのではなく、お茶を飲みながら楽しく話ができる、チョット愚痴が言える。そんなサロンのような家族会を作っていこうという話になりました。  

 次回は26年1月11日(土)15:00〜行います。是非気軽にお立ち寄り下さい。

 

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H25.11.25

  「初代会長」〜区内グループホーム連絡会〜  

 現在目黒区内には10箇所の認知症高齢者共同生活介護事業所(以下グループホーム)があります。  
  毎年1〜2回、区の介護保険課が中心になってグループホーム連絡会が開催されていますが、先回の開催時に
「今年度から自主運営方式に変更して欲しい。区内のパイオニア的存在であるグループホームこまばで会長を受けて頂けないか」と要望されました。

 戻ってきてから今日までの間にホーム長と何度かこの件について話合いを行った結果、法人にも了解をいただきグループホームこまばとして会長を受けることにしました。  
その理由は
   @自主運営組織にしたいという区の意向と区からの推薦に感謝。
   A役を引き受けることで区や他事業所との連携が強化される。
   B情報が早く濃く入ってくる。  等です。  

 確かに業務が増える、忙しくなる事は予想されますが、お互いが連携し合い、区内のご利用者さまへ更に良いサービスを提供することが目的である以上、とても大切な役割だと考えています。  

 当日の連絡会の席上、司会を任されている区の方の 「どなたか会長を引き受けてくれる方はいませんか?」の問い掛けにYホーム長がすかさず手を上げて、 「ハイ、私がやらせて頂きます。」の一言。周りの参加者の驚きと尊敬!  
  誰もが嫌がる役に進んで手をあげられる、何てカッコイイんでしょう。私もチョット嫉妬しながらも感動しました。  

 目黒区グループホーム連絡会初代会長の肩書に負けないよう、内容のある会にしていきたいと思います。

 

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H25.11.16

  「健康は自分が自分に贈れる最大のプレゼント」 〜健康管理はサービス管理〜    

 健康は大事です。と言う事は誰でもわかっていることで、駒場苑でも様々な取り組みをしています。
  今回ここで紹介したいのは、利用者様への健康管理ではなく、職員向けのものです。

 今までは法人として年2回の健康診断、年1回の腰痛検査、駒場苑としてインフルエンザ予防接種を行ってきました。  
  この度、駒場苑の嘱託医と相談させて頂き、体調が悪い職員の診察を駒場苑の中で行って頂ける事になりました。薬も出して頂けます。
また、静養室は本来利用者様のための部屋ですが、使用されていない時に限り(殆ど使っていません)職員が静養することができるようにしました。  
  これらの取り組みは、なかなか休めない、医者に行く時間が取れないと言ったシフト勤務職員を中心にとても喜ばれております。  

 職員の健康を守ることは、
   @利用者様にうつさない A仲間にうつさない B休んでサービスを低下させない 
   C仲間に負担をかけない D当人の家族を守る  等などの効果があります。  

 職員の体を大切にする事は福利厚生の一環で、職員にとって働きやすい職場となります。頑張っているいい職員が永く努めてくださることでサービスが安定し向上していきます。又、具合の悪い職員は辛いのでどうしても笑顔が出ません。そういった職員に介護される利用者様はどんな気分でしょうか?  

 直接関係がないように考えがちですが、この様に職員が健康で有ることが利用者様の笑顔につながっているんです。  

 先生が見てくれるから大丈夫!ではなく、うがい手洗い等自分で出来る健康管理をしっかり行っていきましょう。

 

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H25.11.11

   「バザー報告」〜台風にもめげず〜  

 去る10月26日(土)の愛隣会チャリティーバザーを開催致しました。  
 折しも台風27号が東京を直撃した日でした。  
  数日前から、バザー委員長と法人役員の間で、開催か中止か?その間にもお願いしていたボランティアの方々から「今年はお伺いできません」と連絡が入り、開催しても実際にバザーが成り立つか?お客様は来てくれるか?安全面は?  

 当日、未だ雨が降りしきる中、朝10時開場にも関わらず法人前の道路は人、人、人の大行列。愛隣会のバザーが地域の皆様に期待され、待ち焦がれている存在であることを実感し、開催を決断した委員長と役員に心から感謝しました。  

 始まったのはいいけれど、法人としてのボランティアは来ない。やっときて下さったのが「もゆらの会」の2名のみです。各施設とも人手不足で苦労されていましたが、
お陰様で駒場苑は事前に明治大学と共立女子大のボランティアサークルで構成されている「しゃふく会」にお願いしており当日予定通り6名が手伝いに来てくださいました。その他いつもイベントとには必ず応援して下さるKさんとで計7名が来てくださったお陰で大助かりでした。  

 さて、駒場苑は「衣料品と靴」を担当しましたが、実際には上記7名が売り場を担当し、お客様を上手に楽しませ、売りまくって下さいました(笑)  
  昨日法人から収支報告が有り、全体としては毎年売上100万(純益80万)が平均ですが、今年度は台風の影響から売上70万(純益40万)位でした。  
  他施設全てが売上を下げてしまいましたが駒場苑の衣料品は昨年の89,000円から今年度149,000円と5万円、167%アップでした。
 他施設の担当者や法人役員からその理由を問われましたが 「職員とボランティアの努力の結果です」と答えさせて頂きました。

 何をするのでも職員だけの限界があります。ボランティアの助けで地域に貢献でき、その売上が災害対策に使われ又地域に安全安心という形で貢献できます。  
  しゃふく会の学生とボランティアのKさんに感謝です。

  

  

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H25.11.2

   「外部発信の効果」〜夢の証〜  

 駒場苑ではアクティブ福祉in東京やお風呂フォーラムへの参加、発表を通してケア向上の取り組みを発信してきました。(以前のひとこと参照)
  この様な発表をしますといくつかの施設から「見学させて下さい」と要望がありますが、実際はそのままになることが多いのが現状です。
  しかしこの度、2つの特養から見学と体験の依頼が来ました。  

 また、駒場苑の職員から 「私の友人が施設で働いていますが、『駒場苑は最近改革が進んでいると業界では有名です』と言われました。凄いですね」と話がありました。  

 でもチョット待てよ?私達は特別な事や凄い事はしていません、有名になる事を目的にもしていません。  
  駒場苑は利用者様に当たり前の生活をして頂きたい、その指針として 7つのゼロへの挑戦が有り、その具現化が個浴(個別対応入浴)であります。
ですので、個浴が注目されて個浴のみを見学されるのは実は違うんです。
是非その辺りを今後発信していきたいと思っています。  

 職員も、こうやって注目を浴びれば嬉しいに決まっています。私自身も嬉しくてたまりません。しかしそれはとても危険なことだと思っています。評価されたのは真摯に利用者様の生活を向上させようとした取り組みとその結果です。これからも駒場苑が評価され続けることを求めるなら今以上に地に足をつけた行動と職員規範が求められるでしょう。  

 とは言え、このサイトの「年中夢求」を思い出して下さい。駒場苑の職員は夢を追い求め努力し続け、ほんの少しその夢が叶ってきました。  
  どうか駒場苑においでになりましたら夢の結果をご覧下さい。その証は利用者様の笑顔です。  

  

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