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H27.05.18

 「家族懇談会と交流会」〜プレッシャーと笑顔の中で〜

 5月16日に、年に一回の「家族懇談会」を開催致しました。
私は雨男でして、いつもイベントなどでは周りに迷惑をかけています。当日も当然のごとく雨(笑)そんな生憎の天候の中、大勢のご家族がおいで下さり嬉しい限りです。
 私からはご挨拶と合わせて昨年の駒場苑の総括を話させて頂き(4/9参照)、職員の状況等の説明を行いました。
 予定では坂野補佐より第三者評価説明と事業計画、勝野相談員から家族会(駒場苑ファミリー交流会)渡辺主任から7つのゼロネクストの説明と言う流れでした。
 当日の朝、「腹痛が治まらないので欠席します」という渡辺主任からのメール。
補佐からの「人前で話をするなら、笑いか感動のどちらかが必要だ」というプレッシャーが彼を苦しめたのでしょうか(笑)
 結局7つのゼロネクストも坂野補佐が説明することになり、「話しすぎて疲れた」と言っていますがそれは仕方のない事ですね!
 因みにこの席で、夢の箱で集めたお金の使い道について、シャワーチェアー購入を提案し、了承を得ました。これで一つ笑顔が増えます。
 その後、介護保険料改定についての説明も含めて温かい雰囲気の中懇談会を終了しました。

午後に行った「駒場苑ファミリー交流会」も6人ほどが集まって下さり、温泉化計画の進んだ浴室の見学や今後のイベントのご案内、駒場苑介護の発信としてセミナー開催のご案内、区内特養の状況報告等を行いました。それ以外にもご家族と打ち解けた雰囲気で情報交換などを行いました。
 いつも6〜10人くらいの人数で、そこに私と坂野補佐、勝野相談員が入り皆で冗談を言いながら和気あいあい楽しい時間を過ごしています。
 来てくださった方のみのプレミアとして最新情報の提供や今回のように浴室見学なども有ります。
 
次回は7月11日(土)13:30〜15:00です。途中参加、途中退席全然大丈夫です。特に事前に申し込みなどいりませんので皆様お気軽にご参加下さい。


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H27.04.30

 「人、物、情報」〜共有の強み〜

 同法人内にある養護老人ホーム白寿荘の元主任支援員Sさんは定年退職後もグループホームこまばで非常勤として働いてくれています。今年度からは、古巣である白寿荘の若手育成の手伝いとして週1日勤務することになりました。
又、訪問介護ステーションで実習した学生が職員として応募してきましたが、現在欠員がなく、駒場苑に紹介してくれた結果、駒場苑の職員定数が確保されました。
グループホームで使用していたシャワーチェアーが壊れてしまったと報告を受けました。そこで、駒場苑で使っていない檜のシャワーチェアーを一台お貸ししたところ、大変好評でした。
駒場苑でボランティアによる演奏会を企画した際、長テーブルがなくて困っていましたが、白寿荘から借りて実施することが出来ました。
今は使ってない車いすなどが増えて、置き場に困っていました。
法人に相談したところ「バザー倉庫の2階に駒場苑の倉庫として部屋を確保してある」と言われました。前任との引き継ぎにその情報がなく、私達は知らなかったのですが、物をしまうスペースがないという駒場苑の恒久的な課題がこれで解決しました。

 今までこういった「人、物、情報」の共有が無く、事業所が複数ある強みを活かしきれていませんでしたが、最近は段々と変わってきました。何故でしょうか?
 一つは職員の異動が活発になったことで、どこにどういう人が居て、どこに何が有るかがわかってきた事。
 一つはそうやって共有した方が効率的であることに職員が気付き始めた事。
 この2点ではないでしょうか。
余計なことで苦労しないで良いんです。楽をして良いんです。その分ご利用者に向きあう時間や気持ちを増やした方がいいに決まっています。
 高齢関係の事業所が複数ある強み、愛隣会が、障がいや児童関係の施設も経営している強みを活かすとは様々な物を共有することではないでしょうか。
それが職員の働きやすさに繋がり、結果ご利用者の笑顔が増えてくれれば何よりです。


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H27.04.09

 「高齢ブロック」〜最高のチーム〜

 昨年度の駒場苑は、以下の様な活動を展開してきました。
・ブリコラージュ特集、オムツはずしの地方紙掲載、アクティブ福祉、上智専門学校ゲストティーチャー、お風呂フォーラム、オムはずしし学会、愛恵福祉支援財団、東大大学院研修等外部発信の多い年であった。
・家族会設立、駒場さんさん祭り、25周年開所記念、おでんパーティー等、ご家族やボランティア、地域の方との連携が強化された年であった。
・高齢ブロック(部会)中期計画作成、ソフト食導入、寝具業者変更、聖恩山参り、家族会設立、駒場さんさん祭り開催、精神科医講義等新たな取り組みを行った。
・寝具工場、食料工場、吾野苑個浴落成記念、おむつはずし学会新潟講演等外部へ出かけることの多い年であった。

 さて、今年度ですが法人として都市型軽費老人ホーム「氷川ホーム」と訪問介護ステーションが高齢ブロックに加入し、昨年度以降人事も大きく変わりました。
 管理者だけをご紹介致しますと、
氷川ホーム施設長にグループホームの八重樫ホーム長が就任。
グループホームの新ホームに特養の相良主任が就任。
デイサービス滑川主任が児童養護施設の施設長補佐へ就任。
新主任には白寿荘片岡支援員が就任。
白寿荘の施設長には海老沼施設長補佐が就任。
新施設長補佐には志村生活相談員が就任。
訪問介護ステーション主任には特養稲葉介護士が就任。


 社会福祉法人、介護保険事業を取り巻く環境は日に日に厳しくなっていきます。しかしそこで生活をしているご利用者やご家族、地域への貢献として私達は前に進み続けます。
 一緒に進み続けてくれる彼らとお互いの強みを活かし、弱みを補完しあうことで最高のチームを作り、高齢ブロックとして取り組んでまいります。


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H27.03.31

 「駒場苑の花見」〜笑顔の増やし方〜

 花見っていつから始まったか知っていますか?八代将軍吉宗が隅田川や飛鳥山に桜を植樹し、庶民に花見を奨励したのが始まりと言われております。
 今、愛隣会の構内は桜が満開です。3月28日の土曜に年度末で事務所は忙しいのですが、こんな日に事務所で仕事なんかしていられるかっという事でご利用者と一緒に構内を散歩しました。
 「今からご利用者を連れて花見に行こうと思うので、準備して下さい。」と電話して10分後にフロアに上がり、一人ずつ15分程度の短い時間では有りますがゆっくり車いすを押して花見を楽しみました。
 それを見ていた看護師が
「私も一緒に行きます」と言ってくれ、この日は二人で10名お連れすることが出き、10の笑顔を見ることが出来ました。
 翌日、日曜と月曜も看護師を中心に介護士や面会に来たご家族がご利用者を外へお連れし、結局ご利用者の約半数の方が愛隣会のお花見を楽しむことが出来たようです。

 3月30日、目黒川沿いに有る「ドン・キホーテ」が恒例の花見に誘って下さり、グループホームのご利用者が楽しんできました。
 付き添いは、グループホームの職員は当然ですが、坂野施設長補佐の他に特養駒場苑の看護師も付いて行ってくれました。
 看護師さんが付き添ってくれることでご家族の安心感も違ってきます。

 私達の仕事ってなんでしょうか。ご利用者の笑顔、満足のためです。ご家族の安心や地域の期待に答えていくことです。それを叶えるためにチームが有るんです。
 という事は、確かに職制や組織というものは大切ですが、それに縛られること無く自由な発想と動きの中でご利用者に寄り添えるか。ということが大切なんだと思っています。
 施設長がご利用者と花見して何が悪い! 花見で心を和らげてくれる看護師って最高です! 特養だから、グループホームだからとか関係なく一緒に楽しめば良い!その結果ご利用者の笑顔が一つでも増えればそれで良い!
それが今の駒場苑です。

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H27.03.23

 「卒業と出会い」〜娘の春〜


 末の娘が先日中学を卒業しました。
 卒業式では私は地域の代表として来賓席に付きました。来賓の殆どは卒業生とは関係がないので感動が薄いのですが、私は大きめのハンカチを用意しいつでも泣ける状態で開式を待っていました。
 式が進み、最後に「あなたへ」という感動の歌を聞いた瞬間号泣し、来賓からのヒンシュクと保護者からの笑いが起きてしまいました。

 家に帰って、卒業のお祝いに「スマホ」を買わされ大損し、家族で夕食を食べようとしたその時、家の固定電話が鳴りました。私が一番近かったので電話に出ると娘の同級生からでした。
「娘は今お風呂に入っているよ」「後でかけ直します」
二度目の電話も私が取り、娘に変わると
「え〜、そんなこと!急に言われても、チョット考えさせて・・・」
 家族の目の前で繰り広げられる会話に
「もしかして告られてる?ウッソ〜、誰? 分からない。お父さん電話出たでしょ? 静かにしないと聞こえちゃうよ!」という好機な囁きが交わされます。

 食事が始まり、もう卒業どころでは有りません。
「どんな子?何部?高校はどこに決まったの?付き合うんでしょ?」と矢継ぎ早の質問に
「結構イケメンで、スカウトされたらしいよ。断る理由はないけど〜」と満更でもない様子の娘。
 クリスマスの食事会は最悪の雰囲気だったので(26.12.22参照)今日は楽しいイベント食になり、挽回できました。

 因みに先日早速デートに行ったようです。ドラマの様な展開に戸惑いつつ、別れと出会い、春だな〜と嬉しくなる父でした。


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H27.03.19

 「環境整備委員長退任」〜後任の成長を期待して〜

 愛隣会には全体で関わる様々な委員会が有ります。例えば主任会、設備連絡委員会、バザー委員会、災害対策委員会、環境整備委員会などです。そして委員長は各施設長が担当することになっております。
 私は平成25年に駒場苑の施設長に就任して以来2年間、環境整備委員会の委員長も担ってまいりました。
 以前は月に一度各施設の委員が集まって構内の清掃をするのが活動内容でしたが、清掃の実働部隊ではなく、全体の環境を整える委員会へと変更していきました。
 先ず、環境整備委員会の目的を「ご利用者にとって快適な生活環境」「職員にとって快適な職場環境」「お客様にとって心地よい環境」と決め、委員会はそのために必要は活動を行うこととしました。
 各施設の内外の環境整備計画を立て、法人中庭管理の順番を決め、それらの進捗状況を報告しあうことからはじめました。
 2年間で法人内の植栽、放置自転車の撤去、粗大ごみ処理、降雪時の対応マニュアルと備品整備などを行いました。又顔が見える関係ができたことから、花植えやグランド整備などを各施設が合同で行う等良い交流にもなりました。

 今年度、法人内の人事によって新しい施設長が誕生します。それに伴って役が足りなくなってしまい私が委員長を免除されました。
「中村が委員長をクビになった」と噂も経ちましたが(笑)、法人からの説明によれば
「介護保険の改正もあり、高齢ブロックをまとめるのは大変と判断し、委員長を罷免した」ということでした。
 委員長では無くなりますが、環境整備委員会の趣旨に沿って法人内が綺麗に整い続ける為に、協力して行きたいと思います。

 こういった委員会活動も、誰かがずっとやり続けると考え方ややり方が固まってしまい、新しい風が入りづらくなります。
 新しい人に任せることで委員会の活性化と委員長を行うことでその職員の育成という二つのメリットを期待しています。


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