第九を聴きに… No2
2023.12.24
13時の開場とともにホール内に入り、館内の温かさに思わず二人で「あったかいね~」の言葉が漏れました。
開演まで時間があったのでロビーのクリスマスツリーの前で写真を撮ったり、
おトイレを済ませプログラムに見入っていました。



3階の中央寄りで最前列の席だったのでステージ全体を観ることが出来
「あら、すごいわね。よく見える」と喜んでくれていました。



いよいよ14時の開演。楽団員のチューニングが始まり、指揮者が舞台脇から出て来ると大きな拍手!
そして『弦楽のためのアダージョ』がゆったりと厳かに奏でられると、背筋を伸ばして前のめりになり聴き入る桂さんの表情はとても穏やかでした。
いよいよ第九の演奏に移ると、リズムを刻む様子が見られました。
途中ウトウトする場面もありましたが、心地良い音楽を聴きながら眠りにいざなわれるのはごく当たり前の事。それだけリラックスしているってことですよね。
クライマックスの合唱が始まった時にはしっかり体を揺らしてノリノリで聴いていました。
もしかしたらAさんも歌うかなと様子を見ていたけれどよくわからず。
でも、マスクの下で歌っていたかもしれないです。

 すべての演奏と合唱が終わった瞬間、「わぁ~!!」とAさんが歓声を上げて大拍手。
もちろん会場中が拍手の嵐でしたが、こんなに喜んでくれるなんて…と嬉しい限り。
会場を出た時に桂さんから改めて「連れてきていただいて、本当にありがとうございました」とお礼の言葉をいただき、思わず泣きそうになってしまいました。
オーケストラの演奏会に出向くのは私も10年振りで、こんなに素敵な時間を過ごさせてもらえたのはこちらの方なのに…。感謝しかないです。

2023.12.24 16:27 | 固定リンク | 未分類

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