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2010.6.7

  『金星と三日月』

街のサツキは鮮やかなピンク色のじゅうたんに変り、紫陽花や立葵も咲き始めました。例年はボツボツ梅雨入りの季節ですが、今年はちょっと遅れています。  

先月16日(日)葬儀で長野に行った夕方6時過ぎ、日没直後の澄みきった西空には、金星と三日月が大接近して見えました。子供の頃からの天文ファンの私にとって、三日月も金星もさんざ見てきましたが、不思議とその時は興奮と感動が湧き上がりました。 残照に浮かぶ黒いシルエットの山々。山影の上に細く光る月。その月に載っているかのように見える、煌々と輝く金星。10分位は皆で、その自然の美しさに見とれていました。 

そのとき頭に浮かんだのは、中東の国の国旗にこんなデザインがあったことでした。後から調べてみたら、それはトルコでした。ついでに世界の国旗を調べてみると、同様のデザインを使用しているのが6カ国もありました。トルコ、パキスタン、チュニジア、モーリタニア、アルジェリア、アゼルバイジャンです。

昔から人々は、滅多にお目にかかれないこの象徴的な光景に、何か強い力を感じるからなのでしょう。

6月15日(火)夕方にも小接近が見られます。梅雨の最中ですがお楽しみに!


アゼルバイジャン    ア
ルジェリア      チュニジア


 トルコ         パキスタン      モーリタニア

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2010.6.7

≪映画会ご協力ありがとうございました≫

 日頃、駒場苑へご支援を賜り、心より御礼申し上げます。  

去る6月2日(水)開催された愛隣会チャリティー映画会に、多くの皆様からご協力をいただき誠にありがとうございました。 おかげさまで盛況裡に終了することが出来ました。
映された『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』は、ダスティン・ホフマンとナタリー・ポートマンによるマジカル・ワールドの何とも不思議な映画でした。
当日多くの方に観に来ていただき、重ねて御礼申し上げます。  
今後も宜しくお願い申し上げます。                                                                                     

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2010.5.6

『遅い山の春』

連休で久しぶりに郷里の信州へ帰った。渋滞に巻き込まれないように帰るのは大変で、深夜か早朝に移動するしかない。この季節の信州は春まっ盛り! 高原の観光地目当てにドライブ客も多い。
久しぶりに顔を出したい人や知人の墓参り等で、結構忙しい。寄ってあげたいお年寄りも何人かいる。91歳になる私の母も入院中なので、毎日様子見に顔を出したが、それも今できる親孝行かと思う。

行ってびっくりしたのは「遅い春」でした。東京も4月は気温が低目で暖房が離せず、その分長い期間桜を楽しませてもらえたが、信州の盆地ではまだ桜が散りきっておらず、ガク落ちもこれから。真っ白な北アルプス連峰が美しく見え、八重桜もぼつぼつ見頃を迎えるという状態でした。例年ゴールデンウイークはりんごの花が満開で、家族総出で受粉に忙しい時期ですが、今年は一部の木しかまだ咲き始めていませんでした。着いた30日と1日の夜は最低気温が4℃位まで下がり、暖房がないと過ごせない寒さでした。

定年退職後りんご作りをしている友達を訪ねると、例年と比べ一週間以上遅いと心配していました。盆地の周囲の山肌も未だ薄茶色で、いつもなら若草色の山肌に点々と山桜が賑やかに咲いているのですが、今年は山の春はまだでした。 友人はりんご畑でせっせと仕事をしていました。受粉作業がなければ仕事が無いのかと思いきや、摘花した蕾を集めて農協に持っていき、花粉に粉砕してもらうのだそうです。そんな工程があることを初めて知りました。100本位ある広い果樹園の真ん中には、ダンプ何杯分もの腐葉土と短くカットしたワラの山があり、美味しいりんごを作る秘訣が窺え、暮れにもらって食べた美味しい味に納得がいきました。

「りんごだけでは食っていけないよ!」と言います。会社勤めをしていた頃は殆んど手伝わなかったけれど、両親が2年前亡くなって跡を継ぎ、今は、納得いくりんご作りに精を出していました。年々りんご畑が減っていますが、そんな中で彼の姿は頼もしく見えました。  

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2010.04.17

『桜並木』          (写真をクリックすると大きくなります)    

時ならぬ春の雪にびっくり。 17日未明から雨が雪に変わり、朝起きて窓を開けると、辺りの屋根や車が白くなっていました。桜がほぼ散ってからの雪は珍しく、ニュースでは41年ぶりに遅い降雪とのこと。

地球上ではアイスランドの火山噴火、チリや中国での度重なる大地震が起きるなど、地球は絶えず活動している惑星であることを感じます。天変事象は決まったとおりになるとは限りません。遅い降雪など、自然の摂理から見れば誤差の内かもしれません。

東京の桜の見頃は終わりましたが、はらはらと散りゆく姿もこれまた風情があり美しいものです。今年は開花してから寒い日が多かったので花持ちが良く、長い期間楽しめました。日本のシンボルである桜は豪華絢爛そのもので、世界に誇れる景色でしょう。 

愛隣会の中央通路の両側には、樹齢60年は超えたと思われる太い桜が約15本あり、毎年見事な桜のアーチになります。愛隣会の風物詩といってよいでしょう。
利用者の方々や職員にとって、昔の先輩が植えて下さったことにより、今、私たちは楽しまさせていただいてます。

先人に感謝!

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2010.3.23

『桜咲いたら・・ルネ・プロ第2ステージへ』  

自宅から駅までの通勤途中に早咲きの桜が一本ある。樹齢50年はありそうで、2,3日前から蕾は徐々にピンクが濃くなり、20日朝ついに4〜5個開花した。その日帰りがけには50個位が開花していた。街ではコブシやモクレンも一斉に咲き始め、一気に春モードへ突入です。  

駒場苑では昨年12月25日から3月15日までの81日間、入院者ゼロが続きました。例年ノロウイルスやインフルエンザが流行る時期ですが、これは駒場苑にとって喜ばしいレコードで、スタッフ皆が「お年寄りを元気に!」を目標に取り組んできた成果でしょう。介護力が徐々にアップしてきた結果で、稼働率も100%近い数字を示し、職員に感謝したいと思います。  

特養では新年度を迎えるにあたり、新しい組織体制の構築と更なる「新しい介護」への学びを推進したいと考えています。昨年暮れからキャリアパス委員会が中心になり、「新しい介護」に沿ったマニュアル作りに取り組んできました。先頃、完成したマニュアルを全員に配布し、先ずは各自で読み始めていただくことにしました。これからは、そのマニュアルに沿って研修を進めていく予定です。

その第1弾がホームページのトップページで紹介中の、リハビリデザイン研究所代表 山田穣さんによる個浴の学びです。22年度はデイサービスと特養の両方で個浴の導入を計画しています。先ずは皆で個浴とはどういうものかを知ることが大切で、ハードとソフト両面の準備が必要です。個浴の良さが分かった、という感想が多く出ました。自分ならば人体洗浄マシーンである機械浴と個浴とどちらで入りたいですか、と置き換えてみれば自ずと答えは決まりです。日本人は温泉好きですから、機械浴の方がいいという人は少ないと思います。    

組織体制も新しい主任を迎え、新リーダーのもとでこれから取り組んでいきます。「新しい介護」をやりたいという方は、お問い合わせください。一緒に取り組んでいきましょう。   

 
(他施設での設置例です。駒場苑でどのタイプを導入するかは現在検討中です!)

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    2010.3.1

『春近し』  

2月下旬からやっと春を思わせる気候に変わってきました。街でも梅が満開になり、桜の蕾も寒い冬の間にちょっとずつ膨らませてきました。

バンクーバー冬季オリンピックも終わりに近づきましたが、連日テレビは日本選手の活躍を楽しませてくれました。今回のオリンピックで印象的だったのは、韓国と中国の活躍が目を引きました。その理由のひとつに、経済の発展が関係しているのかと思わされました。

駒場苑の特養では、昨年暮れの12月25日から入院者ゼロが続いています。今日で67日目に入りますが、皆さん元気に過ごされていることは嬉しい限りです。例年、年末からはノロ・ウイルスやインフルエンザの発生が心配な時期ですが、昨年秋の新型インフルエンザ騒ぎ以降落ち着いています。救急車対応も一昨年6月以来なく、現場スタッフの連携の結果と思います。一日も長く続いてほしいと願っています・・。

★ 特養では「新しい介護」に取り組み中です。一緒にやってみようというスタッフを募集しています。お問い合わせ待っています!

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