2008.10.22

『秋の風情』 　

朝夕めっきり涼しくなり、東京の秋も深まりつつある。
旧暦8月15日は中秋の名月、今の暦では9月14日になります。しかし東京の9月はまだまだ暑く、空気も澱んでいるような気候の時期です。中秋の名月のイメージからすると、澄み切った夜空に凛と冴えわたる月、やはり10月の方が美しいと私は思う。その方がススキも似合う。 10月は15日が満月でしたが、生憎の雨模様で月は見えませんでした。でも、その前後の日はとても美しい見事なお月夜でした。

詠み人知らずの　「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」　 という歌が思い起こされます。

また、北原白秋作詞、山田耕作作曲の「お月夜」という素敵な曲をご紹介します。

１番　トﾝトﾝトﾝ　開けてください　どなたです　わたしゃ木の葉よ　トﾝ　コトリ 　　　
２番　トﾝトﾝトﾝ　開けてください　どなたです　わたしゃ風です　 　トﾝ　コトリ　　　
３番　トﾝトﾝトﾝ　開けてください　どなたです　月の影です　　　 　トﾝ　コトリ　 　　

何とも素晴らしい情緒溢れる曲ではありませんか。 　

秋の虫も今が盛りと秋の夜を楽しませてくれています。東京の住宅街でも結構いろいろな虫の声が聞け、何種類かのコオロギ、スズムシ、クツワムシ、スイッチョンなどです。日本ではコオロギが３０種類位いるそうです。最近耳にした　"キﾝ　キﾝ　キﾝ　キﾝ・・・・"と、金属を叩くような鳴き声に、どんな虫か不思議な思いで聞いてきました。それはかれこれ１ヶ月近くの間、低い樹木から聞こえてきます。何かと思って調べたら、それは「カネタタキ」という小さな秋の虫であることを知りました。

皆さんも秋の風情を楽しんで下さい。

　

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2008.10.15

『介護学習会始まる』

駒場苑では9月から"新しい介護学"の勉強会が始まった。職員の自発的学びの集いである。
教材は三好春樹著『生活づくりの食事ケア』
勤務が終わったスタッフが6時から集まり、皆で通読しながら大事なポイントを施設長補佐が解説してくれます。同じ所を3回開催するので、自分の都合の良い日に参加できます。
良い介護とはどういうものかを基本から学んでいくもので、先ずは食事編から始まりました。他施設職員や間接職の参加もあり、勤務後の学びはご苦労なことですが、みんな熱心に参加してくれました。
長年、自分たちは当然と思ってしてきたことが、本当に利用者にとって良い介護なのか？改めて考えさせられることが多々ありました。

またテキストを読み終わった後さらに、日頃の介護を通じて感じている疑問を皆で語り合う場面へ発展しました。そして、どういう介護を目指したいかお互いの意見を交換し合う有意義な場になりました。　

参加したスタッフの皆さん、遅くまでご苦労様でした!!　 　

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　『 "２０周年感謝の集い" 準備進行中！』 　2008.10.6

駒場苑はこの12月に開設20周年を迎えます。
現在、11月26日に行う記念式典の準備を進めているところです。

駒場苑は平成元年、社会の要請に応え特養50床＋デイサービスを、皆様のご支援をいただき鮎川現会長が立ち上げました。当時の開設準備室には池補佐が専念し、一年苦労の結果無事開設に至りました。総工事費は約10億円、施設整備補助金が３/４、自己資金１/４のうち1億円を当時理事長だった鮎川会長が集められたそうで、その苦労談を以前聞かせていただきました。

私が5年前駒場苑に来たとき空調設備は既に老朽化し、熱交換器は故障頻発で、いつ壊れてもおかしくない状態でした。また、室内機からの水漏れも何箇所かあり、バケツや洗面器を床に置くこともしばしばでした。そして夏にはいつ冷房が効かなくなるか、事務所の赤ランプが毎日点きっ放しという冷や冷やが続きましたが、今年の6月に目黒区の補助を受け全面改修することができました。皆様のおかげと感謝しています。（この経緯については以前に書きました）

フロア改修も同時に行い、駒場苑型グループユニットケアを取り組み始めたことによって、最近職員の表情に余裕が見られるようになりました。スタッフ体制が落ち着いていることも影響しているかもしれませんが。フロアの雰囲気がやわらかに感じます。

今、事務方を中心に"感謝の集い"の企画準備を進めています。支援ボランティアへの感謝状、お世話になった方々,ご利用者・ご家族や地域の方をお招きしたいと思います。

　　

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2008.10.1

『職員に感謝！』

今日、2回目の「お楽しみランチパーティー」を開催しました。
間接職スタッフが企画し、6名の特養のご利用者をお招きして楽しい食事のひと時を持つことができました。 その様子はホームページで写真紹介しています。ご覧になって下さい。

駒場苑では最近嬉しい変化が起きています。
それは求人の際に、職員が知人を紹介してくれる例が出てきたことです。
その結果、2年間で７名採用することができました。職種は多岐に渡り、他の職種の人を紹介してくれることも多いです。誠に嬉しい話ではありませんか。働く自分が良しと思えない職場に、知人の紹介など出来る筈はありません。誘われた言葉と異なっていれば友人関係も壊れかねないので、とても勇気のいることです。紹介した職員も、紹介されて来た友も、現在とてもいい働きをしてくださっています。
私は、職場の人間関係が良くならなければ、良い介護には至れないと思っています。 そういう意味で、駒場苑は良い職員が大勢いる気持ちの良い職場と誇りに思います。

そして、職員に「ありがとう！」とお礼を申し上げたいです。

　　　　

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